いとうのいぢ展ぜんぶ!inデザインフェスタギャラリーEAST 展示会レポート
2023年11月14日(火)~26日(日)にデザインフェスタギャラリーEASTにて開催された「いとうのいぢ展 ぜんぶ!」。
「灼眼のシャナ」「涼宮ハルヒ」を含めたイラスト200点以上を展示した過去最大の展示会の模様を詳細に見ていきながらレポートしていきます。
会場入口には本展描き下ろしイラスト、「ハルヒ」「シャナ」のパネルが。
関係者からの祝い花もありとても華やかになりました。
本展描き下ろしイラストの展示からスタート。
原宿をイメージしたカラフルな作品。
「とにかくたくさんの色を使いたい!」という思いのもと、ちりばめられたお菓子や、スカーフなどのアイテムが描かれたそうです。
このイラストになるまでの貴重なメイキング映像も展示。
イラストを描く際には、構図を決める作業が一番時間をかけているとのこと。
完成形になるまでの道筋を感じられる映像です。
全世界累計発行部数2000万部を超える人気ライトノベル「涼宮ハルヒシリーズ」の展示。
各巻の表紙・口絵・挿絵を展示しました。
「憂鬱」~「直観」でのイラストの変遷も見どころの一つ。
先生曰く、勢いのある描画から、現実に寄せた描画したいと考えるようになったといいます。
アニメDVDのジャケットや画集描き下ろしイラストも展示。
「劇場版 涼宮ハルヒの消失」は何回も見直す程お気に入りの作品で、思い出深いイラストだといいます。
加古川の展示でご好評いただいたレイヤーを模したアクリルも。
「涼宮ハルヒシリーズ」の歴史を存分にお楽しみいただけるコーナーになっています。
続いて、「ななついろ★ドロップス」やカバーイラスト等を展示。
「勝負をしたい絵の時はピンクをつかう」という先生。
様々な仕事を通して描かれた作品を並べてみると、多くの作品が暖色系の色を使ってカラフルにまとめられていることがわかります。
2階は刊行20周年を迎えた「灼眼のシャナ」を展示。
単行本カバーイラストはもちろん、アニメのキービジュアルや画集での描き下ろしイラストがぎっしり!
「シャナを一人描く」というルールのもと、様々な見せ方で描かれるカバーイラストは必見です。
「シャナに出会わなかったら武器を描くことはなかった」と語る先生。
未だに武器を描くのは苦手とのことですが、そう感じさせないイラストたちが並びます。
20年の歴史と共に、絵の変遷もお楽しみいただけるコーナーに。
会期中にはいとうのいぢ先生にギャラリートークを行っていただきました。
こちらの様子は近日中にYouTubeにてアップ予定!
是非チャンネル登録をしてお待ちください。
物販コーナーでは、新作の88グラフをはじめ、様々なグッズを販売。
加古川会場で大人気だった「88グラフライト」も新作とともに登場しました。
一部商品はオンラインショップにて販売中!
是非チェックしてみてくださいね。
商品ページへ
いとうのいぢ先生過去最大規模となる個展、「いとうのいぢ展 ぜんぶ!」をご紹介しました。
200点以上に及ぶ展示を通して、いとうのいぢ先生のイラストの変遷をお楽しみいただけたかと思います。
会期中、多くのお客様にご来場いただき誠にありがとうございました。